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フジロック08ベストアクト!
フジから帰ってきました。

例年同様死ぬほど楽しかったです。

家に着いてからはひどい喪失感とに襲われて、ちょっとの間寂しくて寝れないくらい。
やっぱフジ大好きです。


ボクが良かったアクトは

Jason Mraz
正直こんなに良いとは想像してなかったんです。
グリーンでシンガーソングライターってたまに外れるし。
彼の出番の3日目は、昼前までは天気が良くて、聴きたかった「I’m Yours」が最高にハマってました。
ホーンを入れたアレンジも華麗でとってもPeacefulな空気。
フジらしくて気持ちよかったです。


Jakob Dylan
さすがと言うかなんと言うか。
奇をてらった所のない正統派なアメリカンロックを聴かせてくれて、じわっと心が熱くなりました。
オールディズを聴いているような安心感。
これから彼の歌を聴くことが増えそうです。


My Bloody Valentine
色んなレポートでも書かれている通り、なんと言っても最高だったのが
ライブ終盤10超えの轟音ノイズの洪水!
自分の声も聞こえないほど圧倒的な音圧で体がビリビリ震える。
あんまり気持ちよすぎて、立ったまま寝そうになりました。

○○年ぶりの復活!なんて期待するもんじゃないですが、
誰もが期待していたマイブラ像を上回ったんじゃないでしょうか。


Primal Scream、ADF
信じられないでしょうがコレが今年ボクのベストアクトでした。
2日連続で同じステージに出演するってバカバカしさに対して
2バンドともなんか捨て鉢で異常なテンション!

どちらのバンドも最初は観客がまばらだったんですが、
あんまりにも気合の入ったプレイに
他のステージを見てきた通りすがりの客をどんどん吸い込んでいって、
終わりごろ振り返ってみたらほぼ満員。鳥肌が立ちました。

最後楽しそうに「来年も来るよ!!」って出て行ったよな…。
それはちょっと…。
JUGEMテーマ:音楽


author:ゆらめき in the air, category:LIVE!, 22:23
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ゆらゆら帝国×Boom Boom Satelites
昨日はゆらゆら帝国×Boom Boom Satelitesを見てきました。

いやー。痺れた!痺れた!!

フジでもそうですけど、野外でゆら帝は最高すぎます!

「ない!!」みたい虚空が広がるようなナンバーはもちろん。
「2005年世界旅行」や「タコ物語」みたいな密室的なサイケロックも粘着質で最高。
毎回の如く「3×3×3」鳥肌ものでした。


「3x3x3」

さて、そろそろフジに行くので、しばらく日記はお休みします。

このページを見てて、フジに行く人が多いと思いますので、
今日は、自分なりにフジロックでタフな4日間を過ごすための必須アイテムを2,3紹介したいと思います。

まず「湿布」
CMで見かけるOL用の足爽快シートみたいな物ではなく、薬局の端っこにある地味なパッケージの奴。
コレが筋肉痛だけでなく足の疲れ、ダルさに効くんです
寝るときに足の裏、ふくらはぎ、ももに貼りましょう。
貼った箇所だけ、疲れが取れる。みたいな極端な効き方をします。


次に「アミノバイタル」
スポーツユースな粉末の栄養剤です。
ステージ間の移動でお目当てのアーティストが始まってるって時、
早く行きたいけど、走る体力が無い時ありますよね?
コレ飲んでると、その辺の瞬発力に効いてる気がします。
個包されているので携帯に便利。
栄養ドリンクは売ってないので、重宝します。

年のせいかこういものにも頼っていかないと、すぐバテてしまいます。

こういうのも楽しいなー。
あーなんかフジが楽しみすぎてお腹イタイ(笑)

JUGEMテーマ:音楽


author:ゆらめき in the air, category:LIVE!, 00:06
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西の魔女が死んだ
「西の魔女が死んだ」って映画を観てきました。

中学校に馴染めなくなった少女が、
森の中で暮らし、近所で「魔女」と呼ばれるイギリス人の祖母に預けられ、
心を豊かにする。みたいなお話です。

ボクがこの作品に興味を持ったキッカケは信頼しているライターさんが、
全国系の映画らしからぬ、何か変わった評価をしていてたから。
それなので原作小説が大ヒットしていたとか、この作品に纏わる周辺情報は劇場で初めて知りました。

劇場のポスターではとにかく「感動する!」「泣ける!」で押してましたが、
ボクが見た印象では、森に暮す日常の描写が美しくて印象的なのに対して
ストーリーは淡々としていて、平熱感のまま進行していくので
特に【感動】と言う感じではありせんでした。

そういう所、泣かしにかかる嫌らしさがなくて、好感を持てたんです。
ボクは「感動する!」「泣ける!」って言うタームが嫌いなので。


それよりもこの作品では、生活そのものが美しく描かれていています。

摘みたてのイチゴからジャムを作るシーンや、キレイに使い込まれたキッチン。
気持ち良さそうなベットなど、「となりのトトロ」冒頭シーンの様な、田舎への憧れが擡げてます。
「川で冷やしたトマトうまそー!!」みたいな奴。
あのジャム塗ったトーストのうまそうな事!
ラベンダーの上に干したシーツの気持ちよさそうなこと!ったらないです。

トトロもそうですが、この映画を観て、大げさな話
【教育とは一部ではこういうもの】ではないかと思いました。

草木の名前や育て方から憎しみや嫌悪感への対処法、果ては死生観まで、
このおばあちゃんが慈愛に満ちた優しいお話を聞かせてくれます。

ボクも子供の時、良く死ぬことについて考えていましたが、
ボクがその悩みを打ち明けて、誰かがこんな話を返してくれたら、
ボクは何回か泣かずに済んだと思います。


それにしても、気になった所が1つ。
主人公の女の子は思春期らしく、木村裕一演じるガサツなおっさんにどうしようもない嫌悪感を抱くんです。

言葉遣いが粗くて、粗暴。エロ本まで見つかっちゃ、そりゃ中学生の女の子からは嫌われるでしょう。
その事はおばあちゃんに諭されますが、彼女はどうしてもその意味がわかりません。

でもキム兄は、おばあちゃんの最後を一人看取って、粗野ながら慰めの言葉をかけてくれます。

別にキャラクターが変わったわけでは無いんですが、
この男は露骨に改心する必要はなかったんじゃないかなっと思いました。

「おばあちゃんの言ってた事、全部ホントだったんだ!」ってカタルシスが感動の源泉なる訳ですから。
その方が分かり易くて、感動も増すとは思うんです。

でもボクならそういうシーンは作らずに、キム兄は表面上は悪い人のまま。
彼の善悪性は見る人に委ねた方が面白いと思いました。

最後の最後で色んな奇跡が起こってハッピーエンドってのは、観ていて虫唾が走りますが、
ちょっとそれになりかけたように感じました。

★★★★★

とても清々しい映画なので観て損はないと思います。
JUGEMテーマ:映画


author:ゆらめき in the air, category:cinema, 23:57
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